今年の夏は、今まで以上に暑い日が続いたので紫外線対策も大変でしたよね。紫外線対策としては「お肌に日焼け止めを塗る」や、「帽子・日傘を使う」などをされる方が多いかと思いますが、髪の毛と同じようにまつげも紫外線でダメージを受けるのをご存知でしたか?
マツエクをされている方にとって、健康で丈夫なまつげは必須。
そこで今回は夏に受けたまつげのダメージや、おすすめのケア方法についてまとめています。
まつげはキューティクル、コルテックス、メデュラの3層からできていて、一番外側にあるキューティクルは、紫外線でダメージを受けるとパサつき艶がなくなり切れ毛や元気のないか細い毛になる可能性があります。
これはまつげが紫外線を浴び続けた結果、うろこ状になっているキューティクルに空洞ができそこから乾燥したり剥がれたりして、内部の水分や栄養分が外に出てしまうことが原因で起こります。
マスカラをしっかりと塗られる方はもちろんのこと、マツエクをされている方にもまつげのケアはとても大事です。まつげが切れ毛や細い毛ばかりだと、マツエクのモチや仕上がりに影響が出ます。
健康で丈夫なまつげにするためには、うろこ状のキューティクルがキレイに並んでいなくてはなりません。
マツエクも秋仕様に!流行りの秋メイクに合わせたマツエクデザインとは?
夏にダメージを受けたまつげは、不健康な毛に育ちやすいのでしっかりとケアをしてあげましょう。
現在はサロンだけでなく、市販でもマツエク専用のまつげ美容液が多く販売されています。マツエクは、ビューラー&マスカラをしっかりされている方よりは負担が少ないと言われていますが、まつげに何もしない方よりは負担が少なからずあります。
長くマツエクを楽しむためにも、まつげ美容液でセルフケアをするようにしてください。まつげにとって栄養になるような成分が入っている物を、朝晩使ってまつげの育毛をしましょう。
マツエク専用のまつげ美容液でも、マツエクの接着剤であるグルーとの相性が悪い物も中にはあります。まつげ美容液を塗るようになってからマツエクがポロポロ取れる場合は、相性が良くないので、他のまつげ美容液を使うようにしてください。
マツエクが装着されているまつげの根元は皮脂や化粧カスなどが溜まりやすいのですが、クレンジングの摩擦でマツエクが外れるかもと思うとキレイにしにくい箇所でもあります。皮脂や化粧カスが溜まるとまつげの毛穴が詰まり、健康で丈夫なまつげの育成の妨げになるだけでなく目元が不衛生になり、「まつげダニ」が繁殖しやすくなります。
まつげダニはグルーアレルギーと同じような目元が痒い、瞼が腫れる、ドライアイになるなどの症状が出るので勘違いしやすいです。
サロンで行っているまつげのシャンプーである「アイシャンプー」を付け足しや付け替えのタイミングですると、まつげの根元に溜まった皮脂や化粧カスなどがキレイに落とせます。まつげの根元をキレイにすることは、髪の毛で言うと頭皮の毛穴を詰まらせないことと同じくらい大事なことで、健康で丈夫なまつげの育成の手助けにもなるので、マツエクをされている方は定期的にアイシャンプーをした方が良いでしょう。
アイシャンプーはサロンによっては取り扱いがない場合もあるので、一度サロンへお問い合わせをお願い致します。いつもマツエクを付けているサロンにアイシャンプーがない場合は、自宅でも簡単にできる市販のアイシャンプーも販売されているので、そちらもおすすめです。
シングルエクステで毎回0.2mmの太さでエクステを付けられていて紫外線ダメージが気になる方は、少し細めの0.15や0.1などの太さにすると、まつげにかかる負担が少なくなります。
3Dラッシュなどのボリュームラッシュもシングルエクステ同様、いつもより細めのエクステに変えるとまつげにかかる負担が軽くなるので試してみてはいかがでしょうか?
現段階でボリュームラッシュに使われているのは、0.07mmや0.06mmのエクステが多いのですが、極細の羽のように軽い0.05mmのエクステを取り扱っているサロンもあります。
マツエクが抜けやすい方は必見!季節の変わり目である秋こそ適切なケアが必要!
乾燥しているお肌にたっぷりの化粧水にクリームを塗ると潤うのと同じように、まつげもケアをしっかりすれば、健やかに育ちます。
マツエクは、デザインやカール、本数、太さによって仕上がりが自然なものからゴージャスなものまでと様々な演出が可能です。
秋メイクは深みのあるダークカラーのアイシャドーやリップが人気で、大手ブランドからも多数販売されています。マツエクは秋メイクにも良く合うので、夏の紫外線ケアをしながら楽しんでみてはいかがでしょうか?
毎日のことだからこそまつげやお肌に負担を少なく!正しいメイク落としに必要なこと