「睡眠時間」はそこそこ取れていても、質の良い睡眠が取れている人って実は意外と少ないもの。ここでは、美容にも必須の質の良い睡眠である「ビューティースリープ」を取るために、大切なことをまとめています。寝付きがあまり良くない人や、ちゃんと寝ているのに疲れが取れない人はぜひ参考にしてみてください。
高い化粧品や、美容器具、エステなどで美容にお金をかけてキレイを維持している人も多いかと思いますが、質の良い睡眠は成長ホルモン（細胞を活性化したり、代謝を促したりする働きがある）が増えるので、質の良い睡眠を取ることはキレイを目指す人にとっては必須条件です。
美肌に関係が深い、肌を生まれ変わらせる「ターンオーバー」も、成長ホルモンの働きの一つ。
そしてたくさんの成長ホルモンが出れば、今日の疲れを明日に残さない、すなわち疲れにくい体作りにも繋がります。
疲れが溜まった顔は心なしか老けて見えたり不健康に見えたりするので、本当に睡眠の質は大切だと言えます。
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一概に「質の良い睡眠」といっても、ただ単にたくさん眠ることが質の良い睡眠ではありません。
平均するとトータルで7～8時間が睡眠時間の理想。
睡眠中は、深い眠り（ノンレム睡眠）と浅い眠り（レム睡眠）を交互に繰り返しながら寝ていて、大体この周気を4～5回繰り返しながら浅い眠りの時に目覚めるとスッキリ起きられます。
逆に深い眠りの時に目覚ましや人などで起こされると、寝起きが悪かったり体がだるかったりとします。
これは、浅い眠りの時は脳が起きている状態で夢を見ていたりしますが、深い眠りの時は脳が寝ている状態なので、すぐ行動に移せないことが関係しているからです。
ちなみに成長ホルモンがたくさん出るのは最初の深い眠りの時なので、質の良い睡眠は寝付きの良さも重要です。
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スポーツを始める際に専用の道具や服を揃えてやる気を上げる人も多いかと思いますが、それと同じように質の良い睡眠を取るためには自分に合った枕や好みの肌触りの寝具などを使って睡眠を取る方が快適に眠れます。
枕やマットレスだけでなく、ゆったりとした動きやすいパジャマ選びもお忘れなく。
そして1番忘れてはならないのが、部屋の気温。
夏は冷房を入れて、冬は寝るちょっと前まで暖房を入れるなど自分にとって過ごしやすい温度に調整して心地の良い空間を作ることも大切です。
また部屋が明るいよりも暗い方が眠りにつきやすいので、照明はなるべくおとして寝る前はスマホやTVなどは見ないようにしましょう。
さらにリラックス作用のあるラベンダーや、穏やかな気持ちにさせてくれるベルガモットなどのアロマを利用するのも快適な睡眠に導いてくれるお手伝いにもなるのでおすすめです。
・枕やマットレスを自分の体に合ったものに変える。
・パジャマはゆったりとした締め付けのないものを着用する。
・なるべく暗い部屋で寝る。
・寝る前はスマホを見ない。
・アロマを使って眠りを高める。
健康的に美しさを手に入れるには、やっぱりバランスの良い食事は外せません。
バランスの良い食事を心がけつつ、ショウガや唐辛子といった体を温める食事は質の良い睡眠には特に効果的です。（人の体は高い体温が下がっていくときに、よく眠れるため）
また胃腸に負担が大きいので、寝る3時間前以上には食事を終わらせておきましょう。（カフェインの入った飲み物はNGですが、ノンカフェインのカモミールなどのホットハーブティーは◎。）
そして成長ホルモンの分泌をより促すためにも、適度な運動も良いでしょう。
運動後のほどほどの疲労感は、眠りを誘いやすくなるので定期的に続けられる運動を取り入れてください。
・偏食せずバランスを考え、体を温める食材や、調理法を取り入れて食事をする。
・運動をして適度に体を疲れさせる。
一気に全てを取り入れることは難しいので、試せる範囲の枕を変えるなどできることから少しずつ変えて自分に合っているのか様子を見ながら始めましょう。
キレイを保つためだけでなく、健康でいるためにも睡眠は必要不可欠。
しかしただの睡眠では意味がなく、質の良い睡眠を日頃から意識して取ることが大切です。
質の良い睡眠で体と頭（脳）をしっかり休ませて、起きているときのオンオフを切り替えてメリハリのある時間を送りませんか。
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