【妊娠・出産前に知っておきたい「ブライダルチェック」とは?内容・費用まで詳しくご紹介!】

【妊娠・出産前に知っておきたい「ブライダルチェック」とは?内容・費用まで詳しくご紹介!】

妊娠や出産を考え始めたら、ブライダルチェックを受けてみませんか?

最近では晩婚化が進んでいることもあり、妊娠・出産に不安を抱えている人も増えてきています。

また、不妊に悩んでいる夫婦も多く、さまざまな問題が起こる前にブライダルチェックをしておくと、身体だけでなく精神的にも安心できますよ。妊娠・出産に影響する病気は自覚症状がないことが多いため、自分は健康だから大丈夫!そう思っている人もぜひ受けてみてください。

今回はそんなブライダルチェックについて詳しくご紹介!検査内容や気になる費用についてまで詳しく解説します!


ブライダルチェックとは?

ブライダルチェックとは、妊娠・出産に影響を与える病気を持っていないかをあらかじめ確認しておく検査のこと。

子宮や卵巣の病気はもちろん、性感染症などは自覚症状がないことも多く、知らずに放置していると不妊症や生まれてくる赤ちゃんの病気の原因となることがあります。それらを前もって知っておくことで不妊や早産・流産のリスクを減らすことができるため、安心して妊活に取り組むことができるようになるんです。

結婚前or結婚後のどのタイミングでも受けることができるブライダルチェックは、女性が自分の健康と向き合う機会としてもぴったり。一度いまの身体の状態を確認しておくことで、これから生活するうえでどんなことに気をつければよいのか、健康を見直すことができるようになります。


ブライダルチェックの内容
ブライダルチェックの内容は医療機関によってさまざまですが、子宮・卵巣の超音波検査、血液検査、性感染症検査、女性ホルモン分泌検査がメイン。甲状腺の検査や経腟エコー検査、子宮頸がんや乳がんを一緒に行う場合もあります。

ブライダルチェックは婦人科や人間ドッグを行っている専門のクリニックなどで受けることができます。オプションや受けられる項目はそれぞれ違うため、自分のいまの身体と相談しながら必要な項目を選んでみてください。

 

男性にはブライダルチェックは必要ない?

以前はブライダルチェックをするのは女性だけと思われていましたが、最近では男性が受けることも増えて来ているのをご存知でしたか?

実は不妊症の約半数は男性側に原因があるといわれています。妊娠・出産を望んでいるなら、女性はもちろん男性も一緒にブライダルチェックを受けておくのがおすすめ。男性のブライダルチェックでは性感染症や精液検査をメインに行います。精子の状態は自分ではチェックできないため、医療機関で一度きちんと見てもらうと安心ですね。

もうひとつ、男性がブライダルチェックの際に検査しておきたいのは、風疹の抗体を持っているかということ。妊婦さんが風疹に感染してしまうと先天性風疹症候群(CRS)を引き起こし、お腹の中の胎児もウィルスに感染。難聴や先天性心疾患などを発症するおそれがあります。現在の風疹患者の約9割が男性ということから、妊娠さんにうつさないために、男性側が風疹の抗体をチェックすることがとても大切!必要に応じて予防接種を受けることも検討してみてください。(ワクチン接種後2ヵ月間は避妊が必要)

男性の場合、ブライダルチェックは不妊クリニックや泌尿器科などで受けることが可能です。


ブライダルチェックにかかる費用はどれくらい?

ブライダルチェックの費用はだいたい3~5万円といわれています。検査の内容や受診する医療機関によって費用は違ってきますので、事前に確認しておきましょう。

ブライダルチェックは基本的には自費で行うことになります。症状が出ていない場合の検査には保険を使うことができないため、ブライダルチェックには保険が適用されないので注意!ただし、検査によって病気が見つかった場合には保険診療になることがあるため、念のため保険証を持っていくことをおすすめします。

対象になっていれば、ブライダルチェックとして行われることの多い子宮頸がん検診や風疹抗体検査などを無料で受けられたり、助成金が出たりする場合があるので、費用を抑えたいならぜひ利用してみて。対象者や費用は自治体によって異なりますので、一度いまお住いの自治体のHPなどで確認してみてはいかがでしょうか?


妊娠・出産を意識したらブライダルチェック♪

ブライダルチェックは自分の身体の健康に向き合うよい機会です。妊娠・出産を意識するようになったら、一度パートナーと一緒にブライダルチェックを受けてみませんか?

 

―あなたに併せて読んでいただきたい記事―

【結婚・出産でもらえるお金とは?助成金や手当金は申請を忘れずに!】

 

page top

WEBで予約
電話で予約