現役ネイリストが教える!「爪割れ」しない美しい爪づくり

現役ネイリストが教える!「爪割れ」しない美しい爪づくり

髪の毛や洋服が指先にひっかかり、爪割れに気がつくことはありませんか。爪割れは普段の生活に大きく影響しませんが、指先の印象が悪くなり、せっかくのネイルも台無しになってしまいます。ジェルネイルを重ねても、どうしても爪割れは隠せないもの。

そうなる前に現役ネイリストが、原因と改善方法をお伝えします。

 

まず爪が割れる原因は、主に3つあります。

 

爪が割れる原因(1)爪の乾燥

爪もお肌のように乾燥します。爪の水分が不足すると、爪の硬度が低下しひび割れを引き起こしやすくなるのです。とくに空気が乾燥しやすい冬の季節は要注意。洗剤や衛生用品の使用も、指先の油分が失われるので、水分不足の原因になります。

 

ネイルの頻度もポイントになります。除光液は爪の乾燥させることもありますが、成分や使用量でちゃんと防げます。気になる方は当店ネイリストにご相談くださいね。

 

爪が割れる原因(2)爪自体が弱っている

爪は主にケラチンというタンパク質でできており、タンパク質が不足すると爪が割れる原因になります。タンパクだけでなく、ビタミンやミネラル不足も爪割れの一因です。爪にはタンパク質を中心とした、ビタミンA、B2、B6、Eや亜鉛、鉄などのミネラルで成り立っています。これらは普段3食バランスよく食べていれば、補える成分ばかりですので食事も気を使っていきましょう。

 

また爪が柔らかい人や、爪先がすぐにギザギザになる人は、すでに爪が弱っている証拠。そんな時に成分の強いジェルネイルを続けていると、爪が薄くなり、普段より割れやすくなります。密着力が強いジェルネイルは、剥がすとどうしても爪への負担がかかってしまいます。数回でしたら問題はありませんが何度もつけた後は、爪が弱っていないか確認してきましょう。

 

爪が割れる原因(3 )指の使い方が負担になっている

パソコンのキーボードを強く叩くなど、指で力を込めるような作業を日常的に行っていると、爪への負担がかかり割れるきっかけになります。

特に爪が長い時は、外力が大きくなりやすいので注意が必要です。家事など日常的に行う動作は、力が入りすぎていないか見直してみましょう。

 

 

 

爪を切る時も、負担をかけてしまうことがあります。深爪は皮膚の周りにもダメージを与えるので、少し長めに切ることをオススメします。同じように剥がす時に、ジェルネイルを無理やり取ろうとすると、必要な部分まで削ぎ取ってしまい悪循環に。自信がなければプロのネイリストにお願いすると安心です。

 

爪割れしてしまうと、やっぱりショックですよね。

そうならないために今すぐできる予防策を、2つご紹介します。

 

 

対処法(1)乾燥を防ぐ

爪もお肌と同じように、日常的にうるおいを与えると、爪が割れにくくなります。こまめにハンドクリームをつける。寝る前にキューティクルオイルを併用するなどの保湿は、水分蒸発を防ぎ、爪を健やかに保ちます。クリームを塗るタイミングは、油分を洗い流してしまう手洗い後がオススメです。

 

手や爪の乾燥がひどい時は、寝る前にナイトクリームをたっぷりつけて、手袋をするとよいでしょう。朝には手先がうるおい、表面のツヤが戻ってきますよ。クリームをつけた時はぜひ指もマッサージもご一緒に。爪の生え際を両方からつまんで、10秒ほど力を加えると、神経が刺激され血行のめぐりが良くなってきます。

 

対処法(2)爪に優しいジェルネイルを選ぶ

ひとくちにジェルネイルといっても、さまざまなタイプがあります。ハードジェルはオフ時に爪に負担がかかり、ソフトジェルでも少なからず傷みが発生します。とくに爪の密着力が強いジェルを選ぶと、乾燥をまねき、よけいに自爪を傷つけてしまいます。そうならないために、爪に優しい成分の入ったジェルネイルを選びましょう。

 

当店では爪に負担が少ない弱酸性ジェルを使用しています。

美しい爪づくりのためにも、刺激の少ない成分かどうか、事前に確認することをオススメします。

 

まとめ

ツヤツヤとした輝きと、もちの良さで大人気のジェルネイル。できれば長く楽しみたいですよね。美しいネイルを作るためには、まずは自爪が健やかであることが大前提!爪割れを防ぐには、日々のお手入れが大切です。

ジェルネイルで爪が痛んでしまうと、割れるだけでなく、さまざまなトラブルの原因にもなります。ネイルを楽しむためにも乾燥を防ぎ、自爪に優しいジェルを選んでくださいね。

 

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