前髪が少し伸びただけで、気になってしょうがない!…そう感じている人、意外に多いのではないでしょうか?
顔のフレームともいえる前髪は、ちょっとバランスが崩れてしまうだけで違和感を持ってしまうもの。そんなときには自分で前髪をカットしてしまうのがおすすめ!思っているよりも誰でも簡単にできますよ。
今回はセルフで前髪を切る方法や上手にカットできるコツをご紹介します。
まずは必要なものを用意しましょう!ハサミは一般的な工作用のハサミでも構いませんが、ヘアカット用のハサミやスキバサミがあると初心者さんでも上手に切ることができますよ。
《用意するもの》
ハサミ・ダッカール(クリップのように髪を留められるもの)・コーム
それでは前髪カットのやり方をご紹介します。髪の毛は完全に乾いた状態のほうが実際の長さを確認しながらで切ることができるので、濡れている場合にはドライヤーでしっかりと乾かしておきましょう!今回はトレンド感があって失敗もしにくい、透け感のあるシースルーバングにカットしていきます。
《セルフ前髪カットのやり方》
1.切る部分だけを残してブロッキングする
切りたい前髪以外のサイドの髪の毛はあらかじめダッカールやクリップで留めておきます。“前髪の頂点・左右の黒目”の3点で三角形を作るように毛束を取りましょう。
2.コームで毛流れを整えながらハサミを縦に入れるようにカットする
目の細かいコームで毛の流れを真っ直ぐに整えます。毛束を指に挟み、ハサミを毛先から縦に入れて切っていきます。初めから横方向にハサミを入れてしまうのではなく、縦方向に入れてすいておくと失敗しにくいですよ。次にそろえますので、この段階では少し長めでOKです!
3.カットした前髪の長さをそろえる
続いて②で軽くした前髪の長さをそろえていきます。理想の長さの位置にコームをあて、そこからはみ出ている毛だけを少しずつ切って長さを整えましょう。
4.ブロッキングを外して左右の髪の毛をカットする
留めていたダッカールを外し、切った前髪が自然に見えるように顔の周りの髪の毛にもハサミを入れて整えます。前髪がアーチ状になるようにイメージしながら、ハサミを縦に入れて少しずつカットすれば完成です!
こちらの方法でカットした前髪は毛束感を出しやすいので、スタイリング剤を付けると程よく透けたおしゃれな前髪が作れます。オイルを使った濡れ感のあるウェットなスタイリングもおすすめです。
セルフでの前髪カットは必ず顔を正面に向けて、鏡を見ながら切るようにしましょう。俯いたり上を向いたりした状態で切ってしまうと、どれくらいカットしたかがわかりにくいため失敗しやすくなってしまいます。
ハサミを入れるときに髪を引っ張りすぎてしまうのも失敗の原因に!想像以上に短くなってしまうことがあるので、前髪は自然におろした状態で切りましょう。
また、面倒だからと一度に大きくハサミを入れてしまうと、後々に修正ができなくなってしまいます。ハサミを入れるときには少しずつ、髪の毛一本ずつを切るようなイメージでカットすると失敗しにくいですよ。
ちょうどいいハサミを持っていないという場合には、眉毛用のハサミでもカットすることができます。コンパクトなので細かい部分でも調整しやすく、少しずつしかカットできないので切りすぎる心配がありません。工作用のハサミは切りすぎてしまうことも多いので、初心者さんには眉毛用のハサミがおすすめです。
・斜め前髪(流し前髪)
前髪を斜めに流したいときには、先ほどご紹介したやり方の工程②のときに、流し始めの位置が少し短くなるように斜めにハサミを入れます。分け目となる部分の毛束を少量取り、毛の流れと逆方向に捻じって中間・毛先の2か所にハサミを入れると自然に前髪が横に流れるようになるので、きれいな斜めラインが作れますよ。
・ぱっつん前髪
前髪をブロッキングしたあと、さらに均等に3等分します。中央の毛束だけを短く切り、両サイドの毛束は外側を長めにし、中央の毛束につながるようにカットしていきましょう。最後にハサミを縦に入れて全体をすいて馴染ませれば完成です!
美容院に行かなくても◎
セルフで前髪カット!前髪が気になるときには美容院に行かなくてもおうちで簡単にセルフカットできますよ。ご紹介したやり方&コツをマスターして、自分の理想通りの前髪を手に入れてみませんか?
前髪があると自然と目元も強調されます♪
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